「赤ペン先生、出した?」
「まだやってないの?そろそろ出さないと…!」
そんなふうに声をかけたら、「分かってるよ!」と子どもがうんざりした顔をされた・・・そんな経験、ありませんか?

あるある。「言われなくても分かってるよ!」って言いながら、結局やらないんだよね。
わが家でも、まさにそうでした。
- 赤ペン提出までたどり着かない
- 雑にやって出して終わり…
- 声かけのたびにお互いモヤモヤ…
そんな壁に、何度もぶつかりながら、いろいろ試してきました。
この記事では、進研ゼミを5年以上活用してる元教員×3児ママの私が実践してきた、赤ペン先生の提出を自分からやりたくなる習慣に変える工夫を紹介します。
- 赤ペン提出がなかなか続かない
- 声かけのたびに親もイライラ…
- 出したのに「やった感」がない
そんな悩みを感じている方の参考になればうれしいです。
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赤ペン先生、どうして提出できないの?


- 「赤ペン、早くやらなきゃ締切に間に合わないよ!」
- 「赤ペン出せないなら、進研ゼミやめるよ」
そんなふうに声をかけていませんか?



なかなか取り組めないときは言っちゃうなあ。



赤ペンは提出させたいですよね。赤ペンを出さないと、すごく損した気持ちになりがちです。
我が家でも、長女が3〜4年生のころは、赤ペン提出にたどり着かなかったり、月末にたまって苦労したりしました。
長女とよくよく話をすると、
- 「やらなきゃいけない」と思ってはいる
- でも面倒くさくてやる気が出ない
そんな「わかってるけど動けない」状態になっていたんです。
一方で、親は親で焦ってしまうんですよね。
- 「赤ペン出さなきゃ意味がないよ」
- 「締切守らせたい。ちゃんと終わらせなきゃ」
- 「せっかくお金払ってるんだから…!」
そんな正義感や責任感から、つい子どもに圧をかけてしまうこともありました。
その結果、
『やらない → 親が焦る → 強く言う → さらにやらない』
という悪循環にハマってしまいがちなんです。
そこで我が家では、「提出させる」ことばかりに気を取られるのをやめて、「自然にやりたくなる」「自分で続けられる仕組み」に目を向けるようにしました。
赤ペン先生の提出を習慣化する3つの工夫


赤ペン先生は、本来、
「やらせるもの」じゃなくて、「やったら楽しい・認められる・達成感がある」ものです。
だから我が家では、
- どうしたら楽しいと思えるのか
- どうしたら認められたって思えるのか
- どうしたら達成感が味わえるのか
そんなふうに、子どもの気持ちに注目して、「どうやって赤ペンに取り組ませるか」を仕組みで考えるようにしました。
①提出日を見える化する
赤ペンの添削には、あらかじめ提出目標日が設定されています。
タッチでも紙教材でも、その日付は教材に記載されていますし、保護者にはアプリやメールでお知らせが届く場合もあります。
たとえば
- 「○日、赤ペン提出!がんばろう!」というポスターを作って、子どもがよく目にする場所に貼っておく
- 子どもが目にするカレンダーに、「赤ペン提出!」と印をつけておく
といった感じです。
月によっては、提出目標日や月末までに出せば、ごほうび(ポイントやプレゼント)がもらえることもありますよね。



ごほうびにワクワクするタイプのお子さんなら、「今月のごほうびは○○だって!」と一緒に話題にするだけでも、モチベーションアップにつながりますよ。
②出したことも“見える化”する
たとえば、
- 提出日を書いたポスターに大きな花丸をつける
- 「提出がんばったね!」と、折り紙で作ったメダルをあげる
こうすることで、子どもは「やった!」「できた!」という実感を得られます。



この“ちいさな成功体験”が、次のやる気につながっていくんです。
③終わったら“いいことがある”ルール
たとえば、
- 「赤ペンを出せたら、好きなお菓子が食べられる」
- 「赤ペンを5回連続で期限内に出せたら、好きな本が買える」



それだと、ごほうびだけが目的になって、適当に取り組んでしまわない?



適当に取り組まないようにするには、ごほうびを渡すときの声かけがポイントです。
- 「がんばったね!忘れずに出せたの、えらいね」
- 「丁寧に取り組んであって、すごいね!」
と、努力や姿勢を褒めながら渡すことで、
子どもは“ちゃんと頑張ったことが評価された”と実感できます。
ごほうびというよりも、「達成感を強調する演出」がポイント。
赤ペン先生提出前の声かけで、やる気を引き出す!
これまでにも少し触れてきましたが、赤ペン先生提出を続けるために、特に大切なのが声かけです。
- 「赤ペンやったの?」
- 「まだ出してないの?」
って言えば言うほど、子どもがムスッとしてやらなくなる…
そんな経験、ありませんか?



わが家でも、長女が3〜4年生の頃、「そろそろ出さなきゃね」と声をかけるたびに「わかってるよ!」とプチ反抗されていました。
どうしたら、もっと自然に、素直に、親の声かけに反応してくれるのか。
いろんな言葉かけを試していく中で気づいたのは、子どもにとって“命令”や“管理”のような言葉は逆効果だということです。
わが家で効果があった声かけ
わが家で実践して効果のあった声かけをいくつか紹介しますね!
- 「今日は赤ペンの日だね!がんばってね」
-
提出日は“気合いを入れる日”じゃなくて、“応援してもらえる日”という空気に。
- 「赤ペン出したら目標達成だね!」
-
「ちゃんとやりなさい」じゃなく、「ゴールが見えてきたね」とポジティブに後押し。
- 「国語と算数、どっちからやる?」
-
やることを“自分で選ぶ”だけで、子どもはスッと動きやすくなる。
- 「この問題はどう解くのかな?分かるの?すごいね!」
-
興味を持ってくれてるって伝わる声かけが、子どものやる気に火をつける。
どの声かけにも共通しているのは、“やらせる”ではなく、“やってみようかな”と思える空気を作ること。



赤ペン先生は、やるべきことではあるけれど、「やってみよう」「出してみよう」と思えるかどうかが、提出への第一歩です。
赤ペン先生提出後の声かけが、やる気と継続のカギ
赤ペン先生って、「出す」ことがゴールのように思われがちです。
しかし、
わが家では、以下のような声かけをするようにしています。
一緒に赤ペン先生からのコメントを読んで励ます
赤ペンが返却されたときは、子ども任せにせず、
一緒にコメントを読む・一言でも声をかけるようにしています。
- 「先生、ここに“よく読めていましたね”って書いてくれてるよ!」
- 「すごい!こんなふうに認められるの、嬉しいね」
- 「がんばってやったところ、ちゃんと見てくれてるね」
特に、手書きのメッセージやかわいいスタンプ付きのコメントがあると、子どもは「見てもらえた!」という実感を持ちやすいです。



一緒に見て、一緒に喜ぶことで、達成感が上がり、次への意欲につながります。
提出するために頑張ったことを認める
- 「ちゃんと出せたね!忘れずにできたのすごいよ」
- 「難しかったのに、最後までやりきったのえらいね」
- 「先生に褒めてもらえると、嬉しいね!」
このように、
結果を褒めてしまうと、「いい点数をとらないと認めてもらえない」と子どもは感じるようになってしまいます。
すると、「がんばること」よりも「いい点をとること」に気がいってしまい、最悪の場合カンニングしてでもいい点をとろうとしてしまう、という間違った方向に行ってしまうことも。



努力や過程を褒めることで、自己肯定感が高まり、自分の力で努力できる子になるんです。
赤ペン先生+親の声かけは、子どものやる気につながる
返却されたときにしっかりフィードバックすることで、
- 「また先生に見てもらいたい」
- 「もっと褒めてもらいたい」
という前向きな気持ちが生まれます。



赤ペン、出させるのに必死で、返ってきてからはノータッチだったかも…
そんな方こそ、ぜひこの“提出後”の関わりを意識してみてください。
提出したあとこそ、子どものやる気をグッと伸ばすチャンスです。
赤ペン先生直筆「がんばれレター」もおすすめ
実は、赤ペン先生は、直筆のお手紙をくれます。
赤ペン先生から直筆のお手紙をもらうには、
手紙は、ありきたりなものではなく、その子専用の内容でちゃんと書いてくれるんです。
お子さんのがんばりを褒めてくれたり、これからの取り組みを応援してくれたりします。
⇒わが家でも先日申し込んでみました。届いたらお写真をアップしますね。
赤ペン先生の提出を続けてきた、わが家の変化
赤ペン先生って、最初はなかなか習慣にならなかったわが家。
特に長女は、「また赤ペン…めんどくさい」が口ぐせだった時期もありました。
でも、提出前後の声かけや、“続ける仕組み”をコツコツ積み上げていくうちに、子どもたちの行動に少しずつ変化が見えてきました。
長女:やらされる赤ペンから、“自分で出すのが当たり前”に
6年生になった長女は、今ではこんなスタイルで取り組んでいます。
- 「この時間にやる」と自分でスケジュールを立てて提出
- わからないところは自分から質問し、必ず解決
- 忙しかった月も、月末にはすべてやりきる
以前のように「やらなきゃ…でも面倒…」という葛藤はほとんどなくなり、“出すのが習慣”という感覚が自然と身についてきました。
長男:声かけと仕掛けで、“提出して得意げに報告”
2年生の長男は、まだ声かけは必要ですが、
以前のように「やりたくない!」と拒否することは減ってきました。
最近では、
- 提出した後に「ママ、今日出したよ!」と嬉しそうに報告
- 赤ペンが返ってくると、「見て見て!先生がこう言ってくれた!」と自慢げに見せてくれる
やる気が出ない日はまだありますが、提出したことを一緒に喜んでもらえる、認めてもらえる、という感覚が、本人の中で“続けたい”気持ちにつながっているように感じます。
赤ペンを「出させること」が目的じゃなかったと気づけた
以前の私は、
- 「出さなきゃ意味がない」
- 「締切までに終わらせないと」
そんな思いが先行していました。
でも今は、
“自分でやってみる→認めてもらえる→またやってみようと思える”
この循環こそが、赤ペン先生の本当の価値なんだと感じています。
提出をゴールにするのではなく、
そう思えるようになったことで、私自身の関わり方もずいぶん変わりました。
赤ペン以外にも、続けられる工夫があります!こちらの実践記事も参考になると嬉しいです。


まとめ:赤ペン先生で、子どもの自信を育てよう
赤ペン先生の提出、やってほしい。続けてほしい。
でも現実は、やる気が出ない日もあるし、なかなか習慣にならなくて親もイライラしてしまう…。
そんな経験を、私もたくさんしてきました。
でも、「出させる」ことをゴールにしなくていいんだと気づいてから、子どもたちの変化はもちろん、私自身の心の余裕も変わっていきました。
- 提出前のちょっとした声かけ
- 出したあとの一言のフィードバック
- “やった!”を見えるようにする工夫
どれも小さなことばかりですが、
赤ペン先生は、ただの添削ではありません。
努力を認めてもらえる、あたたかいやりとりの場であり、自信を育てるきっかけでもあると、私は思っています。
- 「ちゃんと続けられるか不安…」
- 「うちの子には向いてないかも…」
そう感じている方こそ、ぜひ一度、進研ゼミの教材やサポート体制を体験してみてください。
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